スズキ金物店メインイラスト

T O P 会社概要 商品紹介  焼 印合カギ D  I  Y 千代鶴系譜 道具の歴史リ ン ク





(一)



この本の作者は赤沼博志氏で、1959年に福島県の喜多方市と会津若松市の中間にある旧塩川町に生まれ、福島県立若松商業高校から東京写真専門学校を経て、2000年に写真家として独立しました。その経歴から窺えますように、郷里とも言える会津若松における消えた打刃物道具文化に対する思い入れが強い人物のように窺えます。


 この本の構成は、

[巻頭グラビア]

会津の鍛冶巡り
会津の歴史とともに読み解く


【第1章】

消えた会津鍛冶の系譜
(鍛冶屋・小話1)左銘重房の底廻鉋
(手語りの行方1)兼光銘の行方
[特別寄稿1]幻の重勝


【第2章】

地域で変わる鉈の形
(鍛冶屋・小話2)偽銘の重上、重道の重久、藤重
           多くの謎は解けるのか


【第3章】

会津の鋸鍛冶
(鍛冶屋・小話3)会津の大工鋸は憧れだった。
           修行中の飯村が長年使ってきた大切な鋸
(手語りの行方その2)会津鋸、最後の継承者
(鍛冶屋・小話4)会津の鋸鍛冶職人は「日本一」・
           「会津」銘を名前と共に刻んだ。
           戊辰の記憶がそうさせたのか


【第4章】

鑿の形
[特別寄稿2]吉房と長の鑿


【第5章】

包丁のいろいろ
(手語りの行方その3)包丁鍛冶屋、ふたたび
(鍛冶屋小話5)野沢砥石


【第6章】

菜切り包丁
(鍛冶屋・小話6)長嶺重延 昭和四十四年
           正月二日 鍛冶神に剣を捧げた


【第7章】

達沢に残された釿
[特別寄稿3]会津刃物の魅力表
  コレクション1 会津刃物
  コレクション2 福島県立博物館所蔵品より
  今へ伝える技と思い
「会津打ち刃物保存会」設立について

以上です。




←前のページへ   このページのトップ   次のページへ→

トップイラスト

Copyright (C) 2006 Suzuki Kanamono. All Rights Reserved