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(一) 石堂輝秀




T 道具鍛冶への入門について


 石堂輝秀(菊池清一)は、明治42年13歳のとき、石堂秀一のところに鍛冶修業のために弟子入りしました。この時のことについて、石堂輝秀は、次のようなことを「師を語る」の中で語っています。これは新事実というべきものです。ほとんどの人たちが知りませんので、紹介するとともに、後世に記録として残したいと思います。


 「私が千代鶴を知ったのは子供のときで、私の父と千代鶴は刀剣の方で親しかった。千代鶴は麻布笄町に、父は六本木に住んでいたのでお互いに行ったり来たりしていました。私が鍛冶屋になりたいと思っていたので、父がそれなら千代鶴の小僧になれと頼んだところ、千代鶴は、鍛冶屋になりたいなら石堂の弟子になった方がよいと紹介されて、………石堂に入門したわけです。」


 そしてさらに、「親方の石堂秀勝は千代鶴といとこです。そんなわけで千代鶴から直接教わったことはありませんが、その他ではいろいろ教えられることがあり、営業面では非常にプラスになりました。」とも話しています。秀勝(ひでかつ)と印字がありますが、これは秀一(ひでかず)であるべきのを、新聞社が間違って印字したものです。






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