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むすびに



 今回は、「会津最後の鋸鍛冶/中屋伝左衛門」と題して、優れた会津鋸鍛冶技術がどのように越後や江戸に伝藩したのか、また3代に渡る鋸鍛冶の「中屋伝左衛門」について述べて来ました。会津の鋸鍛冶文化が、継承者もなく、やがて時代の流れの中に消滅するのは、大工道具の歴史を調べている私にとっても寂しい限りですが、これも致し方ないことなのでしょう。

 しかし、地元の研究家の堤章氏によって書かれた貴重な会津鋸鍛冶の歴史書である「会津鋸鍛冶―中屋保右衛門と保左衛門の周辺―」(昭和60年)や「会津の鋸鍛冶―近代の群像とその系譜―」(昭和64年)、また中屋伝左衛門ホームページなどによって、後世に記録として会津鋸鍛冶の歴史が残されて行くことは嬉しい限りです。書き上げた本稿も発表することによって、その一助となれば、私の本望とするところです。

 尚、本稿は三条市ホームページ、中屋庄兵衛に関するホームページ、燕市ホームページ、中屋伝左衛門ホームページ、堤章著「会津鋸鍛冶―中屋保右衛門と保左衛門の周辺―」などを参考にさせて戴きました。



   平成23年1月吉日
   有限会社 スズキ金物店
     代表取締役 鈴木 俊昭




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