しばらく、「道具の歴史」欄に大工道具に関連した原稿を記載するのを休んでいましたが、その大きな理由の一つは、私がホ−ムページに発表した原稿を書き直したり、新たに原稿を書き上げたりし、それらを「日本の大工道具職人」という題名で8月下旬に財界研究所から本を出版する準備にかかっていたからです。
7月下旬に2代目正芳の湯沢昭男氏宅に久しぶりに訪れました。その際に、お借りした村松貞次郎著「鍛冶の旅――わが懐しの鍛冶まんだら――」の本のなかに、私がまだよく知らなかった新潟三条の玄能鍛冶の名工長谷川幸三郎氏の経歴が少し書かれていました。
尚、この原稿を書き上げるのに、フリー百科事典「ウィキペディア」、江戸時代に書かれた「和漢三才図会」や「道具字引図解」、渡辺晶著「大工道具の日本史」(平成16年)、多くのホームページなどを参考にさせて戴きました。
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